どちらも種類が多すぎて
何から挑戦すればいいのか分からない…
そんな方々に水戸のワインバー
「Kirsch(キルシュ)」から朗報です。
構えずとも、簡単に始められる方法があるんです。
まずはここを読んで基礎知識を身に付けましょう。

チーズとワインの世界

シェリーとワイン

  • チーズ入門
  • ワイン入門

Cheese チーズ

原料は牛乳

チーズは乳製品というのは常識。
でもそれが牛乳以外のものからもできていることはご存知でしょうか?
その他に羊やヤギの乳を使ったり、中には異なる種類の乳をブレンドして出来たチーズもあるんです。
それぞれの原材料によって様々な風味を備えるチーズたち。
食べ比べてみると面白い発見があるかもしれません。

牛乳

02

こんなにある。

一言でチーズと言ってもその種類は多数。
しかしそれぞれの個性で分ければ、それとなくイメージはしやすいもの。
ここではカビの種類や硬さなどで6種類に分けて紹介致します。
タイプを知れば食べたいチーズが見えてくるかも。

青カビ
ピリっとした塩味と独特の香りが特徴のクセのあるタイプ。
白カビ
表面の白カビによって熟成し、中身が柔らかく深みを増します。食べ頃が大切なタイプ。
ウォッシュ
塩水などで洗い熟成させるタイプ。特有の香りを持ち、中はクリーミーで濃厚。
ハード・セミハード
深いコクと香り、ミルキーな味わいが特徴の長期保存がきく硬いタイプ。
シューブル
ヤギ乳で作られるタイプ。白くて酸味がありクセも強いので、上級者向けです。
Other
ブルビタイプ(羊)、クリームタイプ、フレッシュタイプなど。詳しくはキルシュで。

チーズをご紹介

入門チーズ

スカモルツァ
ギリシャの羊乳&ヤギ乳のセミハードチーズ。ニュートラルな味わいで初心者でも食べやすい。直前に軽く焼いてからお出ししますので、芳ばしい香りがさらに美味しさを引き立てます。ワインとの相性も抜群。

スカモルツァ

エポワス

エポワス
ねっとりとした舌ざわりのウォッシュタイプチーズ。熟成により繁殖した菌は、なんと納豆菌の仲間。どこか納豆のような香りも。塩気・旨味がしっかりとあり、とろーりチーズ好きには特におすすめです。
テッド・デ・モワンス
「修道士の頭」という意味の名を持つセミハードチーズ。専門器具で薄く削ぎ取って食べるのが一般的で、花びらやリボンような形が特徴。香りとコクが強く濃厚な味わい。初心者チーズの中ではちょっとクセのあるチーズです。

モワンス

Wine ワイン

熟成すればするほど

そうとは限りません。
一つの目安となるのが価格帯。リーズナブルなワインは、多くの場合5年以内に飲まれるべきで、長期間寝かせておくとだんだん味わいが平板になり、枯れてしまったような印象となってしまいます。対して高額なものは、若いうちはパワフル過ぎて飲み疲れしそうな濃い味わいでも、10年、20年の熟成を経ると硬さが抜けてなめらかになり、香りも艶っぽさが出てきてより上品さを帯びてくるのです。

ワイン

ワイン

魚には白?肉には赤?

よく聞くこの言葉。実は18世紀のフランスでマリー・アントワネット王妃が最初に言いだし世に広まった、という説があります。しかしそれ以前のイタリアでは「軽い魚料理には満足感を得るためにしっかりした赤ワイン、重い肉料理には白ワインを合わせてさっぱりと味わう」と真逆のことが書かれた文献が出版されています。要するに、結局のところは本人の好みということですね。とはいえ何を飲めばいいか分からない。そんな場合にはソムリエにご相談ください。出来る限りのアドバイスをさせていただきます。

ワインをご紹介

入門ワイン

White白

ヴィッラ・ローゼン2014
産地:ドイツ、モーゼル地方
ブドウ品種:リースリング(白葡萄)

ほんのり甘くてきれいな酸味があり、リンゴのような風味とちょっとスモーキーな香りが特徴。
アルコール度数も低めで、ジューシーな飲み口が初心者にも親しみやすい飲み口です。

ローゼン2014

ワイン

Red赤

ピノ・ノワール2014」
産地:イタリア プーリア州
品種:プリミティーヴォ(黒葡萄)

ちょっと濃い目ですが、渋み控えめでまろやかな味わいレーズンやチョコレートの風味があり、初心者でも飲みやすい味わい